自律神経の不調
最近、40~50代の女性で、
自律神経の不調(自律神経失調症)で
お悩みの人が多く来院しています。
40~50代の女性は、
更年期という時期にあたり、
ホルモンバランスの崩れや
家庭や仕事での忙しさ、ストレスなど
体調を崩しやすい時期といってもよいでしょう。
特に自律神経の作用が影響を受けやすく、
それにともなった不調が出やすくなります。
私たちの体の中では、
血液循環や呼吸、体温調節、ホルモン分泌などが、
私たちの意志とは関係なく常に行われていて、
それをコントロールしているのが
自律神経です。
この自律神経の活動バランスが崩れて
適切な命令伝達ができなくなってしまうと、
筋肉が緊張したままになったり、
内臓機能や免疫システムが低下して、
さまざまな不調が起きやすくなるのです。
(自律神経失調症)
自律神経は、背骨に沿って併走していて、
首と骨盤には、自律神経が集中している箇所があります。
「体のゆがみ」によって背骨が湾曲していると、
周囲の筋肉や靱帯が過度に緊張するため、
自律神経は圧迫されて影響を受けやすくなります。
猫背やストレートネックなど
首や肩に負担のかかる姿勢になっていると、
首の筋肉が過剰に緊張しり、
頸椎の配列が悪くなってしまい、
自律神経の不調が起こりやすくなります。
また、骨盤の傾斜やねじれなど「骨盤のゆがみ」が
骨盤周りの筋肉の緊張や背骨の配列にも影響して、
自律神経の不調が起こりやすくなるのです。
40~50代の人(特に女性)は、
更年期とコロナ禍での窮屈なライフスタイルによる
「体のゆがみ」、筋肉の緊張が重なり、
自律神経の不調が起きやすくなっているわけです。
川井筋系帯療法治療センターでは、
「体のゆがみ」や筋肉の緊張の状況を
モアレ写真で科学的にくわしくチェック
骨盤を中心に体全体を“ゆらゆら”と
ソフトに揺らしながら、
「骨盤のゆがみ」を整えます。
全身がリラックスして自律神経が安定
血液循環も向上
また、首や肩のコリが強いと
自律神経が乱れやすくなるので
骨盤中心に全身を整えつつ、
首や肩、肩甲骨周りの緊張も
局所的に緩めていきます。